先輩に聞こう VOL.6 仕事での地道な努力は学業にも通じます。 串田裕梨さんプロフィール
氏名 串田 裕梨(くしだ ゆり)
生年月日 1988年6月14日
出身ASA ASA武蔵境駅前(東京都武蔵野市)
通学校名 東京外国語大学1年
出身県 岡山県(2008年10月1日現在)
地元で新聞配達のアルバイトをしていました
■はじめに、この奨学制度を利用しようと思った経緯を教えてください。

串田(以下 串):父がASA(朝日新聞販売所)に勤めていたこともあって、新聞奨学制度というものは子供のときから知っていました。それで、高校卒業後、地元で1年間浪人をしていたときに新聞配達のアルバイトをしていたんです。

■それでは、そのアルバイトをしていたから合格後も新聞奨学生をしようと?

:いえ、もともと東京の大学に行くなら新聞奨学制度を使っていこうと思っていました。理由としては経済的な面と精神的な自立の面の両方ですね。

■お父様がASAでお勤めになっているなら、朝日以外の他社は考えていませんでした?

:いえ、もともと東京の大学に行くなら新聞奨学制度を使っていこうと思っていました。理由としては経済的な面と精神的な自立の面の両方ですね。

■それでは、そのアルバイトをしていたから合格後も新聞奨学生をしようと?

:一応他社の制度も調べてみました。けど、朝日の制度は歴史があったので安心感がありましたし、様々な福利厚生制度がしっかりしているところを選びたかったので、朝日に決めました。

■上京してからの東京の第一印象を教えてください

:私が今まで住んでいたところとあまり変わらなくて安心しましたね。実家は岡山なんですが、山の中とかではなくて住宅街だったんです。今のASAの周りも一軒家が多い住宅街なのでその点はすごくほっとしました。
やっぱりビルばっかりの場所とかだとちょっと嫌ですね(笑)

責任のある仕事をしています
■岡山でのアルバイトと東京での新聞奨学生とで一番の違いは何でしたか?

:作業量と責任が増えたことです。
岡山では本当に朝に新聞を配るだけだったんですが、ここでは一つの区域をまかされています。
集金はやっていないのですが、それ以外のお客様の管理などは私がすべて責任をもってやっています。配達している新聞の部数も岡山時代より多いですね。それと、東京のお客様は仕事に厳しい方が多いです。新聞の入れ方であったりとか、雨の日に濡れてしまっていたりだとか、そういった点をご指摘いただくことがありますので気をつけています。

■やはり雨の日は大変ですよね。

:そうですね。特に新聞のページ数が多かったり、折込チラシが多かったりする日は大変です。岡山での正月ぐらいの折込チラシの量が普通にあったりするので初めは驚きました。

誇りを持って勉強しています
■串田さんの平均的な一日を教えてください。

:朝は2時半に起きて、15分ほどで準備して出勤します。新聞が到着するのは3時前後で、そこから準備して配達に出掛けます。終わるのは早いときで5時ごろ、遅いときは6時半ぐらいまでかかるときもあります。学校は1限が9時から始まり、3限が終わるのが2時40分です。1年生なので1限から3限までは毎日授業があります。夕刊は3時15分ごろ出勤して、だいたい5時前には終わります。月初めには配布物があったり、購読料の口座振替をしているお客様に領収書をお届けしたりしていますが、それ以外で業務が無いときはそのまま終了になります。

■授業は大変ですか?

:大変です!私はロシア語を専攻しているのですが、先生方から「東京外国語大学のロシア語専攻は日本のトップだから 誇りを持って勉強しなさい」と言われています。それに、毎年留年の可能性があるので気が抜けません。今はロシア語の授業が5科目あるのですが、1科目でも落とすと2年生に進級できないので、必死になって勉強しています。

■お休みの日はどんなことをしていますか?

:学校の友達や地元から東京に来ている友達と遊ぶことが多いです。普段はなかなか遊べないのでおしゃべりしたり、 買い物に行ったりしています。東京もいろいろなところに行きましたよ。新宿が近いのですが、その他にも池袋や渋谷に行ったり、上野に行ったり。お台場はすごくきれいでしたね。

■同じASAに奨学生はいますか?

:はい、私を含めて全部で3人います。一人は同じ時期に入った男の子でもう一人は1年先輩の女の子です。先輩と言っても年が同じなので、とても仲良くしています。店全体では正社員含めて全部で15,6人です。

■串田さんの将来の夢や目標はありますか?

:私は世の中から差別をなくしたいという夢を持っていて、そのために国際関係の職業につきたいと考えています。
それが外務省なのか国連職員なのか、NGOなのかはまだ決めていませんが、国際貢献ができる仕事に就きたいと思っています。

■それでは最後にこれから朝日奨学生になろうと考えている方にメッセージをお願いします。

:私は仕事を通して、どんな困難なことでも地道に一歩一歩進んでいけば、できないことはないということを学びました。これは勉強に関しても同様です。 気負わずに、目の前にあることを確実 にこなしていけば、おのずと道は開けると思います。自分の生活をすべて自分でやるということは自信になりますので、ぜひ迷っている人は挑戦してください!

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